パレードブックスの出版動向！

こんにちは。出版コーディネーターの本橋です。
早いもので、年が明けてすでに１か月が経過…。寒い季節は早く終わってほしいなと思うとともに、日々の経過が年々早くなっているような感覚に陥ってしまいます。年初に立てた今年の目標は社内データベースのリニューアル完了。上手くいくように目下確認作業中です。
本づくり通信の今回のテーマは「パレードブックスの出版動向」。昨年2021年の刊行データを集計し、分かりやすいようにまとめました。「今年の目標は出版！」なんて方は是非ご覧ください。

2021年をふり返ってみました。
刊行点数、取り扱いの多かったジャンルは？

おかげさまで昨年パレードブックスで出版された本は146タイトル！ひと月に10タイトル以上出版された計算になります。また、2020年の刊行数117タイトルから約30タイトルも増加！お打合せの際に「家にいる機会が増えたので」とお話いただくことも多く、巣ごもり需要でお申込みいただく機会が増えたことが大きな要因と言えるでしょう。

次に本のジャンル別に昨年の刊行傾向を見てみましょう。「論文・学術書・参考書」、「絵本・児童書」、「趣味・カルチャー本」の3ジャンルがそれぞれ10タイトル以上ずつ刊行されました。この3つはいわゆる専門的なジャンル。趣味の歴史研究の集大成にまとめた学術書や、ぬいぐるみ作家さんの作品集など、それぞれの著者がライフワークやお仕事の内容を１冊の本にまとめたものになります。

3位は「ビジネス・経営・情報本」の15タイトル、2位は「小説」の20タイトル。この2ジャンルはお問い合わせも多く、上位を占める結果に。そして、最も刊行が多かったジャンルは「エッセイ・詩・ノンフィクション」の50タイトル！エッセイやノンフィクションはもちろんのこと、詩歌集も著者自身の体験がもとになっているものが多く、自費出版らしいジャンルが1位となりました。 ともあれ、ジャンルを問わず幅広い分野の本を出版しているパレードブックス。今年もぜひお気軽にご相談ください！

「飲む文庫本」を提供する珈琲文庫。

「飲む文庫本」をコンセプトに展開する新しい読書体験が注目されています。
来店後の流れは、①スリーブにタイトルが書かれたコーヒーカップ型の文庫本を選ぶ。②そのタイトルに合わせてブレンドされたコーヒーを注いでもらう。③スリーブの裏に書かれたお話を読みながら、コーヒーを楽しむことができる、というシンプルなもの。そこでしか読めない小説に出会えるのも素敵な体験！今冬に期間限定ショップとして第2回の開店予定とのこと。テーマに沿った私小説の募集も開催の度に行うようなので、今後の動向を是非チェックしたいですね。