本づくりのプレゼント。

こんにちは。出版コーディネーターの深田です。
新型コロナウイルスの影響で自宅にいることが多くなり、文章を書き始めたという方が増えています。ジャンルとしては、これまでの人生を振り返っての自伝や長年の夢だったという小説などが多い印象です。
私自身、両親の終活をサポートするなかで、アルバムや日記などを本にしようかと考え始めました。本というコンパクトな形にまとまっていれば、保管も楽ですし、その反面、格調高いかたちになるので言うことナシです。編集する過程で思い出を一緒に振り返ることができれば、家族の絆を深めるチャンスにもなりそう。
今回の特集は「本づくりのプレゼント」。ご家族へはもちろんのこと、自分自身へのプレゼントというのも良いかもしれません。

大切な人へのプレゼントに
本づくりはいかがですか？

「本づくりをプレゼントしたい」そんな素敵なご相談を受ける機会が増えています。「母親の俳句をまとめたい」「父親の登山の記録を本にできないか」「社長の名言集をつくりたい」「恩師との思い出をみんなで本にしたい」などなど、パレードブックスではこれまで、プレゼントとしての本づくりをたくさんお手伝いしてきました。実はその大半が「初めてのことで何から手を付けて良いかわからない」というご相談から始まっています。どういう本にしたいかなどのご希望を伺いつつ、原稿づくりから書籍完成までしっかりサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

「自分へのプレゼント」として出版する方も少なくありません。定年退職はもちろんのこと、起業や受賞などの記念に出版するケースも。退職の場合は後輩への贈り物にもなりますし、起業や受賞の場合は名刺代わりとしてお使いいただけます。「本の著者」という印象は信頼感につながりますし、原稿を執筆するなかで考えがまとまったり、心が整ったり、自分のスタンスを明確にできるのもメリットと言えるでしょう。

完成した本を後世に残したいなら、国立国会図書館への納本がオススメ。国民共有の文化資産として永く保管され、継承されます。「たくさんの方に読んでもらいたい」という場合は書店流通も可能です。自分の本が書店に並ぶのは、大きな記念になりますよ。誕生日や入学、卒業、還暦、起業、退職など、人生の節目に本づくりのプレゼント、考えてみませんか?

みんなの図書館さんかく。

静岡県焼津市の焼津駅前通り商店街に「みんなの図書館さんかく」という小さな私設図書館ができました。ここを訪れた誰もが主人公として「参画」し、まちや社会に「参画」する拠点になってほしいとの思いから、「さんかく」と名付けられたそうです。面白いのが「一箱本棚オーナー制度」。なんと図書館に自分だけの本棚を持つことができるそうです。月2,000円で1ヶ月から利用可能というお手軽なところも魅力的。また、「さんかく大学」という連続講座も開催されており、カルチャーセンターのような役割も担っています。本を通して地域とつながることができる、新しいスタイルの図書館です。